『アリアハンの街』から出れない勇者
#5 現在0:13 眠たい...
ピンとくる人は、
すでに話の内容が想像できているかもしれない。
ドラクエをやったことがある人なら、
きっとわかる話だと思う。
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でもね、
ドラクエ やったことがない人でも、
たぶん最後まで読めば
「確かに....」となるはず。
ってか、なって欲しい。
今日は「ドラクエ」を使って、
自分の人生の立ち位置について話していこうかね。
心して、刮目するってばよ。
#恒例の急なナルト言葉
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「ドラクエ」って何なん?
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ドラクエっつーのは、
超絶人気のRPGですわ。
最初は小さな町から始まって、
装備は劇的に弱い状態。
金もないし、仲間もいない。
なんか、よくわからん理由で、
とりあえず世界を救ってくれって
無理難題を王様系に言われて
冒険に出る話。
そこから少しずつ仲間を増やして、
経験値を稼いで、強くなって、
最終的には巨大なラスボスを倒して
世界平和を取り戻す。
ざっと説明すると、そういうゲーム。
で、ここから本題に入るんだけど。
このゲームの構造(RPG前半にも言えるけど)って、
実は自分たちの人生と
ものすごく似てると思ってんのよね。
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アリアハンの住人
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このドラクエって、
たくさんのシリーズがあるんだけど、
今回は、話やすいように、
ドラクエ3を例に出そうと思う。
#アリアハンて名前が好きだから
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ドラクエ3の最初の舞台は
「アリアハン」という小さな町。
さっきも言ったけど、
とりあえず王様とかに
行ってこいって無茶振りされるから
ゲーム内の勇者は、
どうすればいいかわかんない状態で
始まるのさ。
そんな状況だから、
できることは、そこらへんにいる
ウロウロしてる街の住人に
話しかけまくって、情報を集めるわけさ。
で、
ここからが、
この記事の核心部分なんだけど、
このアリアハンにいる
NPC(操作できないキャラクター。つまり街の住人)
に話しかけると、
みんな同じような定型分しか言わないのさ。
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入口付近の人に話すと、
「ここはアリアハンの街です」
宿の前に立ってるやつに声をかけると、
「ここでは体を休めることができます」
武器屋の人は、
「ここでは武器が買えます」
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こんな感じでね。
何回話しかけても、同じセリフしか言わない。
#ま、ゲームだから当たり前なんだけど
冒険に出るわけでも
何か目標があるわけでもなさそう。
ただ、
その場所に居続けて、
訪れた人に街の情報を伝えるだけ。
さて、ここからが今日の重要項目。
これを聞いて、どう思っただろうか。
「それの何が悪いん?」
と思う人もいるかもしれない。
確かに全く悪くはない。
案内人は大事だし、
リスクもないし、闘って全滅することもない。
むしろ、アリアハンの住人が
全滅する場面があたらプレミアじゃん。
#それは勇者が悪い!!
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でも、そこには決定的な問題があるのよ。
【替えが利きすぎる】
ってこと。
「ここはアリアハンの街です」
と言える人間なんて、
正直誰でもいい。
隣に立っている人でも、次に来た旅人でも、
誰だって言える。
その人がいなくなっても、
誰かが同じことを言えばいいだけ。
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ほな、これを現実世界に置き換えてみましょ。
これが、今日、僕が伝えたいこと。
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毎日、
同じ業務を淡々とこなして、
特に成長しているわけでもない。
でも、
それなりに安定してるし、
リスクもないから、
これでいいやと思っている。
それ、アリアハンの住人と同じじゃん。
ゲームと現実の違いなだけで、
結局、やってることは
同じなんよ。
『ここは、アリアハンの街です』
ってね。
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準備が整ってから、という罠
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ここで、勇者の話題に戻そうか。
勇者って、
最初から豪華な装備なわけじゃない。
「世界を救ってくれ!」
そう言われて、頼まれたのに、
最初の装備は「布の服」と「こんぼう」。
マジかよって。
弱すぎ。
普通に考えたら、
もう少し準備してから
出発したいと思うじゃん。
「もうちょい武器を強化してから」
「んー、金が足りねーな」
「もっとレベルを上げてから」
とかね。
でも勇者は、
そんなこと考えない。
こんぼう一本持って、とにかく街を出る。
唯一、犯罪的なのは、
誰かの家の樽とかを
あさって、薬草とか金を盗んでるくらいだ。
#犯罪やん
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でもこれね、
現実でも同じことが
起こってるのに気づいてないんよね。
例えば、
「転職したいけど、もう少しスキルをつけてから」
「 副業を始めたいけど、もう少し準備できてから」
「新しいことに挑戦したいけど、今はちょっと...」
その「もう少し」っつーのは、
いつ来るんだ?
明日かい?
10年後かい?
準備が完璧に整う瞬間なんて、
たぶん一生来ない。
正直、その気持ちは、
めちゃくちゃわかるし、自分もずっと
そうだったから、悪くいうことはできない。
悪くいうつもりもない。
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でもね、
結局ね、準備を続けているうちに
時間だけが過ぎていくんよ。
そんで、
若頭から呆れられて、
破門になるのがオチよ。
#ゲームかヤクザかどっち!?
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書を捨てよ。街に出よう
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勇者が街を出て
まず何をするかっていうと、
雑魚モンスターと戦うことね。
聞いたことあるでしょ?
「スライム」とか
「ゴーレム」とか
「リザードン」とか。
#それは、ぽけもん!!!!!
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最初はなんとかね、
こんぼうで倒すんよ。
ギリギリかもしれんし、
一度死にそうになるかもしれん。
でも、
倒した後には経験値が入るよね。
そうやって少しずつ強くなっていく話。
アリアハンの中にいたら、
その経験値は
絶対に手に入らないからね。
モンスターが
街に入ってくることはないから。
#進撃巨人は例外
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安全な代わりに、
何も起きない。何も変わらない。
何も足さない、何も引かない。
サントリーウイスキー状態だね。
#はい?
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これは現実も全く同じだと思う。
失敗しそうなことに挑戦してみて、
うまくいかんくて、恥をかく。
でも、
そこから何かを学んで、
少しだけ強くなったり。
その繰り返しが、経験値になるんよ。
街の中で待っていても、
経験値は一切入ってこない。
#だから進撃巨人は別だって
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それと、もう一つ、大事なことね。
ドラクエでは、
仲間は次の街に行って
はじめて出会える。
必ずじゃないけど、大体そう。
チャモロとか。
#チャモロって、確かドラクエ6じゃん
アリアハンにいても、
自分と旅をしてくれる
仲間とは出会えない。
絶対に。
現実もそうじゃん。
今いる場所で、
同じ環境の人たちと話しているだけだと、
本当に一緒に何かをやりたいと
思える人間とはなかなか出会えないかもしれない。
もちろん今の環境が悪いわけでもない。
でも、モンスターを倒しに
一歩踏み出した先に、
本当の『仲間』がいるのかもしれない。
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答えは『俯瞰』の中に
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人は、
自分のことになると途端に判断が鈍くなる。
・・・と僕は思う。
「転職すべきかどうか」
「今の生活を変えるべきかどうか」
「このまま続けるべきかどうか」
こういった迷いに、
なかなか答えが出せずにいる人多くない?
そこでだ。
ここで、『ドラクエ俯瞰理論』が炸裂するわけよ。
#相対性理論の偽物
「アリアハンから出て、世界を救いたい。どうする?」
答えは一瞬じゃん。
次の街に向かうための準備するよね。
モンスターをボッコボコに倒して、
レベルを上げて、装備を整えて出発。
それだけ。
自分のことを、
ゲームのキャラクターのように
俯瞰して見てみる。
他人事のように、
少し距離を置いて眺めてみる。
そうするだけで、
思考がクリアになって、
答えが見えてくることがあるんじゃないかな。
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アリアハンの住人でいることが
悪いとは言えないし言わない。
そこには安心があるし、
安定がある。
リスクもなければ、
傷を負うこともない。
でも、
街の外の景色は一切見えない。
モンスターの手強さも知らない。
どんな仲間と出会えるかも、
一生わからないでしょう。
「布の服」と「こんぼう」だけを持って、
とにかく外に出た勇者だけが
知っている世界。
今、
何かに行き詰まっているなら。
一歩が踏み出せないでいるなら。
一回だけ、こう考えてみてほしい。
『これがゲームだったら、ドラクエだったら、自分はどうするか』
そのシンプルな答えが、
案外正解なのかもしれません。
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僕でもできたんだから。
これを読んでる皆さんにも
きっとできるはずです。
応援しています。
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ちなみに、私の布の服は、
もうボロボロすぎるので、どこかの街で会ったら、
「絹のローブ」を譲ってください。
武器は、しばらく「こんぼう」で
頑張りますから。
ではまた。




